ウクライナを知る

理系 大学院生 たまにウクライナに出かけます

ウクライナに荷物を送る 少ない荷物なら簡易書留で!

 今回は日本からウクライナに荷物を送るときの方法についてご紹介です。

 

私はウクライナに友人がいて、主に彼らに会うために毎年ウクライナ旅行しているという感じです。毎回必ずお土産を持っていくのですが、あまり多くの量を持っていけない(重い)ので、小物をちょこちょこ友人の誕生日に送るようにしています。しかしこの記事、結論から言うとウクライナに送れる荷物はかなり限られていて、郵送という手段で自分の好きなものを送れるというわけではないです。みんな日本大好きな友人なので、いろんなものを送ってあげたいのですが、本当にごくわずかしか送れないです。送っちゃいけないものを禁制品というんですね。

 

主な禁制品と私の感想

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ありすぎだろ。どんだけ信用ないんだ(笑)。これでもほんの一部です。

まあ禁制品ぎりぎりのものを送って「ダメでした」なんてことがあったら嫌なので、危なそうものはパス。そこで誕生日プレゼントに選んだものがこちら ↓

 

①ノート(この前の旅行で使っていたやつのデザインを友人が気に入ってくれたから)

フリクションボールペン(日本の技術をみせびらかしてやりたい)

③日本代表ユニフォームレプリカ(サッカー好きだから。ちなみに長友のを購入)

④絵葉書(これはおまけ。屏風にありそうな鶏の絵が描かれてます)

 

うーんあんまりセンスのよくない組み合わせ。センスとか手ぬぐいとかも考えましたが季節がよろしくないということでパス。

 

そしてこれらをパッケージするのですが、大きくならないようにA4の封筒に詰め込みました。相手の住所を書いてから、透明のビニールテープ(カートンテープ?)で封筒全体をミイラのようにぐるぐる巻きに。衝撃で破れたら困るので。

 

郵便局へ持って行って、郵送手段を選択。「ウ、ウクライナですか?」と窓口の人に言われるのは毎度おなじみです。今回は追跡できるということで簡易書留を選択。送る前に注意しなければいけないのは、以下の2つ。

 

①大きさ

 相手の郵便ボックスに入らないようだとめんどくさいことになる。なにがどうめんどくさいかと言うと、不在時の荷物の置き場所がドア前になるので、盗まれる可能性がある。相手がアパートや学生寮ような集合住宅に住んでいると、確実に小さな郵便ボックスしかありません。大きな郵便物を受け取る人たちはドアの前に自分専用の荷物受け取りボックスを用意してますが、やはり不在時に誰でも盗めちゃうので、相手が不在時でも盗まれずに受け取れる範囲内のサイズが望ましいと考えてます。ウクライナの郵便物の不在時対応事情はわからないので。

 

②追跡番号 

 一応荷物の場所がウェブ上でリアルタイムで確認できます。この番号は受け取る相手側も使えます。でもあまり意味ないかも。なぜなら、今回のプレゼント送った時は、ウクライナ入りしたことは向こう側には表示されて、こっちはずっと「日本から発送されました」の表記のままだったからです。まあ一応どこにあるかわかるので安心できるファクターではあるということは言っておきます。

 

保険付きにしたので、破損や損失の時のための保証が効きます。手渡される紙片に荷物の中身とその値段を具体的に記入します。

料金は1280円くらい。発送は2月12日、相手に到着したのは2月21日でした。まあこんなもんか。以下は追跡番号を使って居場所を調べた結果。国際郵便局に到着するのに1日、そこから発送されるまでにさらにもう1日かかってますね。別に急ぐ必要はなかったので今回は満足です。ちゃんと届くかが一番重要。

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追跡番号で調べた結果



結論

・他の郵送手段は試してないので比較はできないが、日本郵便でちゃんと届く。

・自身と一緒に直接持ち込んだ方がプレゼントできる品の選択肢は増える。

 

ちなみに送る荷物には相手の住所とこちらの住所をウクライナ語表記と英語表記どちらも書いてます。念のため。

 

ハラミロフスカを訪ねる トランジットでワルシャワ観光

 今回はウクライナ旅行のときのトランジットでハラミロフスカ市場をのぞいた様子をご紹介。ハラミロフスカは歴史のまあまあ長いスーパーマーケットです。野菜などの生鮮品から歯ブラシなどの日用品までここで揃えられます。安いかどうかはわからないけど。この時はLOTポーランド航空を使ってワルシャワ乗り継ぎでキエフへ行くというルートだったので、あえて23時間のトランジットを設けワルシャワ観光を選択。出国ゲートを通ってフレデリック・ショパン空港からワルシャワの地へ降り立ちます。電車でワルシャワ中央駅へ。ここから歩いていきました。結構遠かった。

ワルシャワ中央駅に到着

 

ハラミロフスカ市場に到着

 

 

2階建ての倉庫のような大きな建物ですが、2階部分の面積は狭いです。

1階の市場がメイン、2階はジュエリーとかパンストとか売ってる店があった気がする。かなりうろ覚え。

 

レジのゲートから撮影

 

ザワークラウト的なものが量り売りされています。

 

お菓子コーナー。ウクライナもそうだけど東欧はスーパーに置いてあるお菓子の量と種類が多いイメージ。

 

パン売り場。ボックスの中はどの種類ももほぼ空っぽでした。

 

みんな大好きお酒コーナー。"OKOCIM"って書いてあるビールが美味しい。レモンビールのやつがお気に入りです。レストランなんかでも注文できます。上段の"SOMERSBY"ってやつもよく見かけますね。

 

水売り場。ヨーロッパの多くは水道水は硬水なので、こうしてペットボトル入りの軟水を買って自宅で飲み水にします。そのため、このように水の売られ方の量が尋常じゃない。向こうで水を買うときは軟水なのか、炭酸ガス入りの硬水なのかチェックしましょう。

 

以上、市場の中の様子はこんな感じでした。

2021年に2つの地下鉄新駅がキエフに誕生 激安キエフメトロを使いこなして観光地を巡る

 今日もUKRAINIAN NEWSのニュースを拝見。

5フリヴニャ(約20円 ※2018年現在)で片道どこまでも乗れるキエフメトロですが、2021年に新たな駅が2つ開設されるそうです。場所はVynohradarというエリア。"the Syretsko-Pecherska subway line"という記載があるのでキエフメトロの地図でいうところの緑色のラインですね。両方の駅とも 15万人/日 以上の利用者数を見込んでいるとのこと。そんなに多く使うんですかね?と思ってキエフの人口を調べると約280万人。無理な数字ではなさそう。

 

 格安なキエフメトロは、キエフ観光にかなりおすすめの手段です。観光名所のすぐ近くに駅が設置されてあるのでとても便利だからです。また、ただの移動手段と言ってしまってはもったいないほど駅構内が美しい装飾で施されています。そしてもう一つ特筆すべきなのがその深さ。エスカレーターを何度も乗り継がないとプラットフォームにたどり着けない駅がたくさんあります。世界一深い地下鉄の駅であるアルセナリナ駅だってこのキエフにあります。以下その魅力を写真でご紹介。

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去年のCL決勝の舞台でもあったオリンピスキ・スタジアムのそばにだって地下鉄駅があります

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駅構内の様子

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ながーいエスカレーター

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日本人歌手!?の広告


 とまあ、日本の地下鉄と全く違うところだらけのキエフメトロです。初めての利用する人は急発進するときの勢いと車内の轟音にびっくりするはず。手すりにつかまってないと吹っ飛ばされますし、走行中はしゃべっても何も聞こえません(笑)。
 

そんなキエフメトロを使って観光した時の記事がこちら ↓。メトロのことがもっと細かく書かれています。

samogonka.hatenablog.com

 

この時の記事では駅名表記をウクライナ語にしてますね。読みづら。

私の観光を手伝ってくれたウクライナ人の友人たちはみんなsuica的なカードをかざして改札の中へ入っていました。切符を毎回買う手間が省けていいですが、そのカードの買い方はまだわかりません...ちなみに切符買うとき窓口の人は全く英語しゃべれません。というかウクライナではほとんど英語通じません(笑)。窓口ではお金だけ渡せば切符くれるのでなんとかなります。

 

出典:https://ukranews.com/en/news/620618-klitschko-expects-opening-of-2-subway-stations-on-vynohradar-in-december-2021

 

眠気を電気で防ぐ腕時計 ウクライナの起業家が出資を募っていたNOZzER Watchってそういえばどうなったの?

 眠気を感じると脳に電気シグナルを送って目を覚ます腕時計の構想がありました。その名も「NOZzER WATCH」。キャッチコピーは"The first Anti-sleep Watch"。ウクライナの起業家が出資を募っている状態が長く続いているとかなんとかで、長い間販売には至っていませんでした。私もFacebookのページをちょくちょくチェックしていたのですが、機能紹介とか宣伝広告とかばかりで、全然値段や販売についての詳細は更新されず。ずっと前から気になっていたアイテムでもあります。

 

 出資段階の時点では、日本のガジェット系に特化したサイト(?)で騒がれているのを見かけましたがYoutubeで調べてみたところ日本人で買って試してみたよ!という人はまず見つかりませんでした。日本人どころか海外の方のレビューも見つからず。2,3人いるようですけど、たいして視聴回数も高くないため、少し盛り上がりに欠ける製品なのかもしれません。だってノックすると強力なビリビリが来るいたずらボールペンとかもありますからね。使い方が違うだけでやってることは一緒、いたずらグッズに毛が生えた程度のもの、という認識なのかも。この文章書いている間に私もそこまで欲しいものではなくなってきました。

 

 まだ出資募っている状態なのかな?と思って公式サイトを訪れてみると、

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公式サイトの購入画面 なんともう購入できる状態に

なんと販売を開始しているではないですか。

 

だれもレビューしていないということは、誰もが一番のレビュアーになれるということです。形はスタイリッシュですし、もちろん時計としての機能もあります。話しのネタとして1台いかがでしょうか。

 

出典:Anti-sleep Watch - NOZzER Watch

 

nozzerwatch.com

 

格安航空ライアンエアーが10月30日よりキエフ-カトヴィツェ線の就航スタート LCCを駆使してヨーロッパ周遊

 アイルランドに拠点を置く格安航空(LCC)ライアンエアーが今年10月よりキエフ-カトヴィツェ線の就航を開始するそうです。

月, 水, 金, 日の週4で運行するそうですよ。フライト時間は1時間50分。

ライアンエアーといえば欧州最大の格安航空会社ですね。使ったことありませんが。最近ウクライナに就航することになったのを知っているくらいです。

 

カトヴィツェといえばポーランドにある都市で、クラクフから電車で1時間ちょっとのところにあります。カトヴィツェ-キエフ線という路線が今までになかったわけではないんです。同じ欧州のLCCのウィズエアーが確か出しています。私がカトヴィツェからキエフに移動した時は、ウィズエアーでリヴィウまで行って、そこから電車でキエフに戻りました。

 

欧州のLCCはびっくりするくらい安いです。その代わり手荷物のサイズや持ち込み個数が厳しく制限されていて、使い心地は使う人次第かなあという感じ。その日その日で値段が大幅に変動するから複数の航空会社を比較しながらチケット予約をした方がいいかもしれませんね。

 

 試しに3か月後にキエフからカトヴィツェに向けて出発するという仮定でウィズエアーでフライト検索。3月16日現在1フリヴニャ(UAH)は4.15円なので、909UAHは約3800円。やっす。しかも2日後のフライトの方が679UAHになっててもっと安い。フライト時間も1時間35分と、ライアンエアーが予定しているよりも短い。まあフライト時間は滑走路状況の関係で離陸にてこずれば30分なんて軽く遅れるので、そこまで気にしなくてよいでしょう。注意しなければならないのは、キエフのボリースピリィ空港発ではないということ。キエフキエフでもズルハニィ空港の方です。

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WizzAirで調べた3か月後のキエフ-カトヴィツェ線

 このように欧州のLCCはめちゃめちゃ安い!しかし荷物制限が厳しい。。。そこで、旅先のヨーロッパのどこか(どこでもいいです友達の家とか)にデカい荷物を置いてリュック1つでまわれる準備ができれば、LCCを駆使して周遊が気軽にできるわけですね。私はウクライナに住む友人の家に毎回スーツケースを置かせていただいて、周辺国をぶらぶらしてますね。


ウィズエアーの紹介みたいになってしまいましたが、ライアンエアーはこのサービスを越えるキエフ-カトヴィツェ線を実現できるのでしょうか。個人的にはボリースピリィから発着してくれるといろいろと助かりますね。

 

出典:Ryanair To Open Kyiv - Katowice Flight From October 30 - UKRAINIAN NEWS - 

Ryanair To Open Kyiv - Katowice Flight From October 30 | Ukrainian news

 

ウィズエアー航空券予約サイト

Official Wizz Air website | Book direct for the best prices

 

ウクライナを旅する 夜行列車でベラルーシへ行く②(キエフから寝台列車でミンスクへ)

前回に引き続きベラルーシ入国の様子をご紹介いたします。

キエフ-ミンスク間を寝台列車で移動するとベラルーシ川のホメリという町でパスポートコントロールがあります。車内で入国カードをもらうので必要事項を記入します。入国用と出国用、2つ連なった紙片をもらうのでそれぞれに同じ情報を記入します。

 

個人情報だらけでお見せできないとこが多いですが...

①名前・生年月日・パスポート番号

ベラルーシ渡航用に取得したビザ番号

ベラルーシでの滞在先(ホテル名で十分)

④入国日・出国日

を記入。英語でも表記があるのでどこに何を記入すればいいのかわからないということはないでしょう。間違っても二重線で消しておけば大丈夫です。この時はスプートニクというホテルに滞在しました。駅から徒歩15分ほどの位置にあります。ホテルのすぐ隣に銀行があるので両替もできます。ミンスク駅でもできるでしょうけど。ウクライナベラルーシルーブルを手に入れる機会がなかったので助かりました。ウクライナと同じようにベラルーシも物価が安いため朝食付きで1泊4500円ほどでした。

入国時のパスポートコントロールで左側"A"のArrivalの方を回収されて、残りの半分だけ渡されます。これを出国時までに持っていてくださいね。

 

裏面はこんな感じ。

キエフを夜に出発したので、ホメリには深夜2時頃に到着。たたき起こされるかと思っていましたが、列車が止まる感じで自然に起きました。観光客だということを伝えて、難なくパス。みんな国境警備の人たちはいかつい形相ですけど、緊張することはありません。晴れてベラルーシに入国。朝まで寝ます。

 

到着1時間前に目が覚めたので、車内設備を撮影。トイレはきれいでした。飲み水にしないでね、ってことですね。

 

緊急時に窓を割って脱出するためのハンマーが壁に備わっています。ここらへん全然日本と違う。北欧の列車にもこんなのがあった気がします。

 

車窓からの風景。あと30分ほどでミンスクというところです。地図上でミンスクベラルーシのど真ん中に位置しています。

 

乗車時にもらったランチボックスの中身をホテルで食べます。パンが食べかけです。水はキエフ駅で買ったものです。

 

ミンスク駅構内の様子。9月なのに寒い。さすが内陸国ベラルーシビザを取得するときに大使館員に「今年のベラルーシは寒い」と言われたのを思い出します。この年は5月に雪が降ったとかなんとか。

 

外からのミンスク駅。キエフと違って駅周辺でたむろしている人が全くいません。売店とかがあまりないからかな?キエフ駅は目の前にどーんとプザタハタやらケンタッキーが鎮座していますからね。それと比べると閑散としたミンスク駅。事前に調べていた情報で、あんまりパシャパシャ写真撮っていると警官っぽい人が近づいてきて削除するよう言われる、と知っていたので撮影は控えめに。確かにそれらしき観光客っぽい人がいて警官の身なりをした2人にカメラを見られてました。私がっつり駅の外観撮ってるけど、これ、大丈夫だよね?

 

私のビザはトランジットビザなので3日以内にベラルーシを出なくてはなりません(笑)。

しかもわざわざトランジットと銘打っているので、入国したウクライナには戻れず、ビザを持っていないロシアにも入れず、ウクライナと接しているポーランドにも入れず、ラトビアリトアニアに行かなくてはなりません。ということで次の日にリトアニアビリニュスに向けて出発いたします。これもまた列車です。

以上「夜行列車でベラルーシへ行く」でした。

ウクライナを旅する 夜行列車でベラルーシへ行く①(キエフから寝台列車でミンスクへ)

 ウクライナを旅すると言っておいていきなりウクライナを発つときの記事を書いています(笑)

 今回は寝台列車を使ってウクライナの首都キエフからベラルーシの首都ミンスクへ行った様子をご紹介(2017年9月現在)。切符の買い方については後日紹介するかもしれません。他のブログでとても丁寧な説明(ネットでの購入方法)があるのでそちらの方をご覧になるのをおすすめします。現地の窓口で買うよりネットで買う方が安心です。

ミンスク空港経由以外でのベラルーシへの入国はビザが必要です。今回私はトランジットビザを日本で取得して入国しています。

 

キエフ夜出発→ミンスク朝到着」の切符を購入しました。写真はキエフ駅周辺。タクシードライバーが客待ちの状態で突っ立っています。

 

 

駅構内の様子。おそらく時刻表ですが文字が読めないのでスルーします。駅では途切れることなく各列車の乗車案内アナウンスが流れていました。

 

 

ネットで購入時に送付されたpdfファイルを印刷した紙をもって窓口へ。ここで紙のチケットと交換してもらいます。これがないとおそらく乗車できません。この日本にはない窓口の感じ、いいですね。キエフもそうですがリヴィウ駅でも自動券売機は見かけませんでしたね。ネットで購入した切符の情報を印刷して、それと引き換えに窓口で発券してもらうパターンが多いです。

 

 

発券を済ませて向かいにある食堂で晩御飯。この時は私が初めてキエフ駅を使うということもあって、友人たちが見送りに来てくれてました。安定のプザタハタ。

 

 

駅に戻り列車に乗ります。国外に向かう在来線とあって警備が厳しいです。駅舎からプラットフォームには原則チケットを持っている人しか入場できないようでした。守衛にどうしても見送りが必要だと伝えると、一人だけなら許してくれました。かなり厳しい。ウクライナベラルーシの二国があまり仲良くないことも影響しているのでしょうか。いままで寝台列車には乗ったことはありませんが、目の前で見るとかなり迫力がありましたね。

 

 

自分のコンパートメントを見つけました。すぐに見回りの添乗員が来てチケットを確認、付き添いの人は追い出されてしまいました。列車内でも警備厳しめ。

今回乗車したのは2等車。4人が1つのコンパートメントに集合しています。実際に乗ってきたのは私以外に2人。ベッドは上段と下段があり、私は下段を選択。寝相が悪い私は乗車中落っこちそうな気がしたので。

敷布団とシーツが備わっています。ご乗車ありがとうございますとでもかいてあるのでしょうか。全く読めない。

 

 

廊下の様子。コンパートメントがある列車に乗るのは初めてなので、夜なのにとても興奮していました。

 

 

向かいの下段ベッドに座る屈強な男性の足と朝ご飯用に渡されたランチボックス。

一人一つ必ず渡されていました。パッケージの写真とロゴマークベラルーシ国鉄です。ちなみに、下段の人はこの座席が上にパカっとひらいて中に荷物を収納できます。

 

 

発車前に添乗員が来てパスポートチェック。その後に税関職員が来て、課税品(申請が必要な物品)がないかチェック。税関職員の方は一応ウクライナ語で尋ねてきますが、通じてないとわかると英語に切り替えてくれます。"Do you have anything to declare?"って。お決まりのフレーズですね。緊張しますが、ただの観光客なので難なくパス。申請の有無に加えて、所持している荷物の数も聞かれましたね。

 

発車してからの様子は次回書きます。ベラルーシに入国する関係で寝るまでにはまだ済ませなければいけないことがありまして。