ウクライナを知る

理系 大学院生 たまにウクライナに出かけます

9/15 キエフ、ウクライナ

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21時間のトランジットを経て、ワルシャワショパン空港を発ち、キエフ・ボルィースピリ空港へ。航空会社はLOTポーランド航空を利用。搭乗直前のチケット確認で少し待たされました。日本人は珍しかったんですかね?スタッフたちの様子を見るとそのフライトに日本人がいるかをコンピュータで確認していた感じでした。彼らの会話の中で「ヤポーニィ」という単語が聞こえたので多分そうだと思います。同じような理由(?)で黒人の人も待たされていました。

ポーランド上空 ワルシャワキエフは1時間半くらい?

 

ボルィースピリ空港付近 着陸直前には、ウクライナを西と東に分けるドニエプル川が窓から見えます。

 

15:00到着。パスポートコントロールを抜けるのには時間がかかりました。「ALL PASSPORTS」のゲートにはインド人と思われる人の大群が長蛇の列をつくっていたので... 一体全体ウクライナに何の用なんですかね?

 

無事ゲートを通り抜け、友人Vと合流。この旅行でキエフ観光を手伝ってくれました。V曰く、大量のインド人はウクライナに留学しにきた医学生とのこと。ウクライナ語はあまり話せないだそうで。しかし、医学生とは頭が下がります...

空港からキエフ市街地は離れているのでバスで移動します。交通状況にもよりますが、約1時間ほど。片道80грн(約320円)まだ両替していなかったのでVが払ってくれました。

バスのチケット これは帰りの時のもの(キエフ→空港)なんで文面が行きの時とは違うかも。現金と引き換えに運転手の人が渡してくれます。

 バスの終点はキエフ中央駅。かなり大きいです。国内はもちろん、隣国ベラルーシへの列車も発着しています。駅構内は発着情報のアナウンス(?)がずっと流れてました。

大きな出口 人多めでした。

反対側の出口 "вокзал"はウクライナ語で「駅」

出口からの景色 晴れていました。昼食にVが連れて行ってくれたのはПузата хата(プザタ・ハタ)というレストラン。安くウクライナ料理が味わえる大衆食堂という感じですかね。駅の向かい側にあります。ビュッフェ形式で、列に並んで好きな料理を指させばとってくれます。そのあとに会計です。このシステムは大学生協が経営する食堂に似ています。これ以降Пузата хатаにはあと3回お世話になることになります...

ひとつ言っておくと、ボルシチやスイーツを頼んだ際に、”сметана?”(スメタナ)と聞かれることがあります。сметанаはサワークリームのことで、これをかけるかどうか尋ねているということです。ほしいときは、はいと言いましょう。「はい」は"так"(ターク)です。

 

パンとサラダと米と、カツレツ。これもVのおごりだったので値段はわからず。たぶん200円台じゃないですかね?米を使った料理があることに驚きました。パンはにんにくベースのソースがかけられてます。サラダは水気がなく、お腹にたまっていく感じがしました。どれもおいしかったです。個人的にはパンがベストでした。にんにくの臭いきつかったけど。

荷物を置くために、Vの友人Oの家へ徒歩で移動。キエフでは、Oが貸してくれた家に泊まっていました。優しい、親切、感謝。移動の途中の銀行で100ユーロをフリヴニャに両替。キエフの次にミンスクに行く予定だったのでベラルーシルーブルもほしかったのですが、取り扱ってませんでした。

 

O宅で荷物を置いて、キエフの街を散策。19:00くらいでも外は明るかったです。

教会

街並み

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日本食レストラン、その名も「村神」。看板に漢字が使われていますね。この店、どうやらチェーン店らしく、キエフではよく見かけました。私は結局一度も使いませんでした。

 

オリンピスキ・スタジアム FCディナモ・キエフがよく使う施設。

こんなマーク↓

ウクライナの人はサッカーが大好きだよ」とV。話を聞く限りほかのスポーツはあまり人気がなさそうな感じでした。体操でここ最近有名なオレグ・ベルニャエフ選手を挙げましたが、「そんな人知らない」と言われてしまいました...

 

独立広場周辺 ”FREEDOM IS OUR RELIGION!”と書かれた建物があります。この時20:00くらいでしたが、広場はにぎわってました。式を終えたばかり(?)の新郎新婦が記念撮影をしていたり、路上パフォーマーがダンスをしていたり、お土産の売り子が歩いていたり。外で新郎新婦を見かけた人は幸せになるのだとか。

f:id:samogonka:20171006011443p:plain広場中央にある記念碑と、「ホテルウクライナ」の青いネオンサイン

独立広場まで来たところで、この日の観光はおしまい。帰りに近くのМегаМаркетというスーパーによって晩御飯を買いました。が、買ったものはチーズと生ハムとビールだけ。家に着いたらチーズと生ハムをスライスしてつまんで、ビール飲んで終わりって感じ。向こうの人の家で食べる晩御飯ってとても質素。全ての人がこうではないだろうけど、調理もしないのにはびっくり。

 

Vに薦められて買ったビール。苦味が少なくて飲みやすい。東欧のビールは後味に甘さが来る感じがします。お土産で持ってきた日本のブラックサンダーとかアルフォートとかポッキーががっつり映り込んでいます。

つづく