ウクライナを知る

理系 大学院生 たまにウクライナに出かけます

ウクライナで見つけたおもしろ日本語Tシャツ

極度乾燥 Superdryとかロゴが入ったグッズを旅先の空港でよく見かけますが、日本語が入っていると外国の方もかっこいいと思って買うんですかね?

 

リヴィウにあるCROPPというお店にもへんてこな日本語Tシャツがいろいろあります

たぶんCROPPっていう店は見た感じチェーン店っぽくて、ウクライナ国内どこでもありそう、これはリヴィウのショッピングモール内

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CROPP 動画から切り取ったからピンボケ

 

 

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「私たちです至るところ」 ヒロアカっぽい絵

 

 

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グラフィックデザイン なんでも」 

 

 

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これはイカツイ 欲しくない

 

陳列はされているけど見た感じ手に取ってみている人はゼロ

 

ASSCのパロディロンTをつくる

研究室の後輩の誕生日プレゼントに何かクリエイティブでくだらなくてしょーもないものをプレゼントできないかな~とずっと考えていたところ、、、

 

ASSCというブランドが目に留まりました

ASSCはANTI SOCIAL SOCIAL CLUBの略。このロゴをでかでかと背面にプリントしたパーカーやTシャツが流行っていた(らしい)

 

そしてこんなのをプレゼント用に作成↓

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ANTI ALPHA ALPHA TUBULIN??? 後で説明します

 

ASSCというのは、SupremeやGuessのようなアメリカで一時的に流行ったストリートファッションブランド(?)のひとつです、Supremeは一時的ではないか、、、

下に参考画像を↓

 

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ASSC(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)ロゴ Google画像検索より引用

 

全然着ない類の服ですが、それはおいといて一体ANTI ALPHA ALPHA TUBULINとは何なのか?

 

正確には anti alpha tubulin antibody

antibody、つまり抗チューブリン抗体、すなわちチューブリンに特異的に結合する抗体のこと

 

いまニュースで耳にする抗体検査の抗体と一緒です

後輩が免疫染色でよくこの抗体を使うので馴染みがある、ということで作成。

"ANTI"の部分が掛かっています(くだらない)

 

 

まず後輩がASSCを知っているか不安

知らない場合はあまりウケないかも

発音のお話

Youtubeで学んだフレーズをいざ現地ウクライナで使ったら、「イントネーションがとっても野蛮」と言われてしまったお話

 

週に1度、ウクライナ在住の友人とSkype通話をすることになり、昨日は2回目

 

1週間のうちにあったニュースを伝え合うことで、私の英語スピーキング能力を鍛える目的です

 

会話力に関しては、所属する研究室に留学生が滞在しているときは、めっぽう強くなるのですが(1日中英語で会話しているため)、しばらく話さない期間が続くとめっぽう弱くなってしまいます

 

ということで始まった英会話会、いろいろなトピックを2時間ほどだらだら話します

 

互いの国のコロナの状況を報告した後に、トピックはウクライナ語のフレーズの話に

 

Можете сказати це ще раз?(もう一度いってくれませんか?)

英語で言うとpardonをもっと丁寧にした感じのフレーズなんですが、

 

これをYoutubeで習った通りの言い方をしてみたら「too brutal」と言われたエピソードで盛り上がりました

 

Youtube上ではわかりやすいようにはっきり発音していたのでしょうが、これをそのまま真似て発音したのが原因。単語を区切らずに滑らかに発話しなきゃいけないらしい。まあ当たり前ですが

 

ちなみに

Повторіть це будь ласка, ще раз?

でも通じるらしい

写真はキエフでよく見かける寿司チェーン「村神」笑

行ったことない笑

それでは

 

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2度のウクライナ旅行の費用をまとめる

確認用としてまとめてみました。

2回のウクライナ旅行の各旅程での交通費

 

1回目 成田ー(ワルシャワ)ーキエフ ¥117,670

 

2回目 成田ー(イスタンブール)ーキエフ ¥143,030

※どちらもエクスペディア

 

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2回目はなんでこんな高くついたんだろ?

 

ちなみに、電車やバス移動でかかった費用は下(当時のレート)

1回目

キエフミンスク(2等寝台)          ¥7,390

ミンスクビリニュス(電車)         ¥2,211

ビリニュスー(ワルシャワ)ーリヴィウ(飛行機)¥10,840

リヴィウキエフ(電車)           ¥3,405

 

 

2回目

キエフリヴィウ(電車)                ¥1,240

リヴィウー(チョープ)ー(ザホニー)ーブダペスト(電車)¥2,785

ブダペストクラクフ(バス)              ¥1,548

クラクフーカトヴィツェ(電車)             ¥1,152

カトヴィツェーリヴィウ(飛行機)             

リヴィウキエフ(電車)                ¥1,498

 

ウクライナからベラルーシへと国境を超える際は高いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生命系・生物系の大学院生が就活について考える

 2021年に大学・大学院を卒業される方たちはインターンに行き始めている、そんな時期だと思います。生命化学分野を専攻する大学院生の私ですが、「バイオ系の就職先って見つかるんかいな?」とちょくちょく思っていました。そんな風に考え始めたのはラボ(研究室)配属時くらいからです。理系大学院生、バイオ系で研究する私の立場から、身近な人たちの就活状況も含めて就活について少し考えたことをメモしておきます。僭越ながら。

 

 

バイオ系の就職口はない?

  結論から言うと、あります。そりゃ全くないなんてことはありません。ただ「不安定」ということは教授から聞きました。毎年毎年どの業界でも一定の人たちが職を離れ、それを埋めるべく一定の人たちが新卒採用という形で就職していくのが業界における一般的な人材サイクルです。ここにおいて、機械・電気・情報系の産業はそのサイクルが安定しているのですが、バイオ業界は一定人数が退職したからといってその人数分をとってくれる、というわけではないです。なぜならバイオ系の技術はまだまだ歴史が浅くて不安定だから。不安定な分野で安定した採用人数を保証できない。というのが学部時代に私が聞いた講義中で教授のお話でした。

 まだまだ就活なんて先だからという風にあまり危機感を感じてなかった私は「ふーんなるほど」くらいに聞いてました。来年に就活を控えた今となっては、「確かにそうだな」と感じますね。今となってもあまり危機感感じてないような態度ですが。。。例えば、バイオ系のインターンのエントリーが就活サイトで取り上げられてる数が他に比べて少ない気がします。こんなところに「やはり門戸は狭いのかなあ」と思ってしまいます。

 


就活できるかはラボ配属次第?

 では、バイオ系以外で就活するとなった時、インターンや説明会に行くためのまとまった「時間」が必要になります。この「時間」を確保できるかはラボの形態できまってくるんじゃないかという話です。

 バイオ系といっても研究室の研究テーマは様々。有機合成系、分子生物系、生体材料系、、、といったように多岐にわたります。全ての研究室が同じ雰囲気・コアタイムではありません。就活の時間を確保できるかは、研究テーマとラボの性質によってある程度決まってくると思います。例えば、有機合成系のラボは私の大学の学科の中ではかなりきつい(遅くまで実験をたくさんしなければならないという意味で)という位置づけです。中にはきつくて一時的に不登校になってしまった人もいます。そこに配属されたとして、そんな時間があるかというと、ないでしょう。だって日曜を除く日は朝から晩まで有機合成していますから。(ここでは、有機合成系で就職を希望する人たちは度外視して考えています。あくまで「バイオ系以外で」という観点から話しています。製薬や化粧品メーカーを目指すなら有機系の研究室にいたということはとても有利になると思いますよ。)

  ということで、就活にちゃんと時間をとりたいという方は配属前のラボの特徴を調べておくのは大切かと。大学によってはラボ配属がくじ引きだったりすることもあるので希望の配属先にならないこともあるとは思いますが。わたくしの大学はくじ引きではないものの、それでもハズレを引いてしまう人はいました。(注「ハズレ」=希望通りでない、ということです)そういった人たちの中には他大の大学院に進学する人もいました。 

 

生命系の順当な進路先は製薬・食品・化学メーカー?

 じゃあもしバイオ系で就職するとなるとどこが適当なのでしょう?ラボの先輩たちの進路先を見てると製薬だったり、食品だったり、医療機器メーカーだったり。食品系は文系の人たちも希望するため倍率が高めという印象です。と言っても、バイオ系業界でも職種によっては文系の生徒が医療機器業界で働くことなんてざらにあるでしょう。営業職は特にそうらしいです。むしろ文系出身が多いと言っていました。

 

バイオ系の人たちはどう戦う?

 就活するときに文系の生徒と同じ土俵に立つことはきっとあると思います。「自己PRや学生時代に打ち込んだことを書いてください」なんて記入欄は履歴書で定番の質問です。文系の生徒は理系に比べて時間的な拘束が少ないように感じています。周りの友人を見ていても。そんなことから、文系の生徒は就活で自己PRにおいて学校以外での課外活動の成果なんかを武器にガンガンプレゼンしていくイメージがあります。(偏見ですが)私は理系なので、研究で忙しくて課外活動もあまり行えないだろうから自己PRも「研究に打ち込んでました」くらいしか書けなくなるだろうな~と考えていました。


理系の人たちの自己PRって?

 じゃあ理系はどうするか。私はどうしているかというと、「論理的思考には自信があります。」と書いています。まあこれは理系に限らず大切なのですけれども。このPRの背景には、「in vitroin vivoで得られた複数の実験結果を一つの現象としてとらえるために平素から論理的思考をしてきた」ことが挙げられます、みたいな感じで面接で話すようにしています。発想が貧困なもので現状これくらいしか思いつきません。

 ラボでは研究の進捗状況を共有するために発表することが頻繁にあるでしょうから、プレゼンテーション能力は培われるはずです。これをPRポイントにしてもいいと思います。留学だったり、ちゃんと課外活動する時間あったよって人はそのことを書けばいいと思います。理系の全てが研究漬けで忙しいなんてことはないので。ただ自分にはあまりにそういったことがなかったので、このような狭い話になっています。

 

まとめ

 まとまりのない話が長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと、「就活を始めてみてわかったことは、バイオ系の生徒に対してもバイオ系以外の業界が開けているということ」ですかね。このことについてはインターンの面接時の面接官や、先輩社員との座談会で言及されることが多いです。例えば、「別に情報系の生徒じゃないからってIT業界で活躍できないわけってことではないよ~」みたいな感じです。就活経験ゼロの大学院生の就活所感といった形でこの記事を見ていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウクライナの独立記念日は8/24 ~大統領の意向で今年の独立記念日は一味変わる様子&去年のパレードの様子をリポート~

 あと1か月ほどでウクライナ独立記念日です。今年のウクライナは新大統領が就任したということで独立記念日に行われる軍事パレードがなくなるそうです。その代わりに開催日分の資金を軍人たちにボーナスとして支給する予定だとか。現地の友人によると、賛同している人がたくさんいるというわけではなさそう。

 

 去年、2度目のウクライナ訪問にして初めて独立記念日パレードを見てきた私ですが、あの声明発表通りになると前大統領体制のパレードはしばらくなくなるかもしれませんね。

 

      ↓↓↓去年のパレードの様子をリポート↓↓↓

 

パレードは独立広場付近の大通りで開催。当日は人がごった返してます。大通りの終点から分岐した通りには行進を控えた車両がずらっと並んでいます。

 

 

メインストリート。沿道にめちゃくちゃ人がいます。

意外だったのが外国人観光客の中にアジア人ぽい外見の方が結構いたこと。話しかけはしませんがついアジア人センサーが反応してしまいましたね。

 

 

大統領の演説が終わると車輛が行進し始めます。戦車だったり、装甲車だったり、いろんな車両がゆっくり走っていきます。なかなかの迫力を感じます。みづらいですが実際は砂埃がけっこう舞い上がっています。

 

 

車輛が戦闘機やヘリがメインストリートに沿うようにしてやってきます。ここには載せてませんが。

 

 

パレード終了後の沿道。新宿駅のラッシュ並みです。やっぱりみんな地下鉄をつかうので駅構内も人でぎっしり。

 

 

以上が大まかなリポートですが、このパレードが今年からないのは、一観光客の意見としては少し寂しいですね。去年はこれを目的に行ってた部分もあるので。今年は忙しくて記念日の時期に行けないのですが、記事で触れられていた「新しいフォーマット」がどうなるのか気になります。

 

参考記事:https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/2737182-zerenshiki-da-tong-ling-du-li-ji-nian-rini-jun-shiparedoha-xingwanaito-fa-biao.html

「ゼレンシキー大統領、独立記念日に軍事パレードは行わないと発表」

 

欧州最大手LCCライアンエアーが11月までにハルキウ-ヴィリニュス, ハルキウ-クラクフ線を実現予定

 この前キエフ-カトヴィツェ線の就航予定について記事を書いたばかりですが、また新たなプランを発表。キエフ-カトヴィツェ線についての記事はこちら。

samogonka.hatenablog.com

 

  

 ウクライナ旅行といっても、行ったことがあるのはキエフリヴィウだけで実はハルキウは訪れたことがありません。知ってるのはハルキウ大学があることくらい。

 

 調べてみるとキエフに次いでウクライナ第2の都市とある。日本でいうところの大阪、ドイツでいうところのハンブルグデンマークでいうところのオーフスである。

 

 そんなハルキウから1時間50分でヴィリニュス,2時間5分でクラクフに着くようになるそうです。立て続けの新ルート発表により他LCCはどう出るのでしょうか。一番に思い当たるのがウィズエアー。前回の記事でも述べたように、ウクライナポーランド周辺はウィズエアーが展開している航路が多く、今まではそれを使って移動するのがベストだと思っていました(そもそも他のLCCがたぶんない)が、今年の終わりからはそうではなくなりそう。

 

 私としてはこんなことよりも早く東京-キエフの直行便つくってほしいですね。どこの航空会社でもいいんで。

 

 これだけでは少し味気ないのでヴィリニュスとクラクフをご紹介。

 

 リトアニアの首都ヴィリニュスは新市街エリアと旧市街エリアに分かれているのが特徴。もちろん楽しいのは旧市街エリア。琥珀が取れるため、アクセサリーが道端でも店内でもよく売られています。そしてリトアニアも物価安めの国。7,000円くらいで4つ星ホテルに泊まれました。

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ゲディミナス城から見下ろした旧市街エリア

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琥珀のアクセサリー

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新市街エリア こちらもゲディミナス城から

 

 

 つづいては映画「シンドラーのリスト」の舞台でもあるクラクフ

ポーランド第3の都市でもあり、ドラゴンに守られてきたという伝説をもつヴァヴェル城が有名です。クラクフで働いているウクライナ人の友人は、じゃあ誰が城作ったんだよとツッコんでいましたが。ちなみにドラゴンは昔退治されたのでもういません。

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ヴァヴェル城からの眺め

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中央広場

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土産屋さん通り

 

 と、2つのおおざっぱな説明でした。個人的にはクラクフの方が楽しく観光できました。今年ウクライナに行くことができれば使ってみたいライアンエアー、そんな感じです。

 

出典: 

Ryanair To Open Flights From Kharkiv To Krakow And Vilnius By November | Ukrainian news